読了

ISBN:4048981064 【聖書の暗号2】
まず言っておきますが俺は宗教とは無縁の人間です。聖書に対して何の魅力も興味もありません。しかし、この本を読むと妙に信頼出来るというか上手く乗せられているというか…。この本によると「9/11のニューヨーク自爆テロ」や「誰が大統領に就任するか」・「暗号を解読するのは誰か」等予言されているようです。実際に大統領などの重要人物にはその事は伝えているようでアラファト議長は信じた様子でした。ただし、肝心の暗号の解読方法が正確に書いていないのでどうしても無理矢理感が拭えません。謎の記号(聖書に書かれた文字)にいくつか丸がついていて「これで”オサマ ビン ラディン”と読む」といきなり言われてもこちらには意味が分からないでしょう。実は「聖書の暗号(1)」を読んだ事が無いのでそちらに書いて有るのかもしれないと期待しています。どちらにせよ大変興味深いものなので読んでみると良いかもしれないです。
ISBN:4844318349 【ブラックアイス】
全体的にはアメリカでの「サイバーテロ」への認識や対策についての本です。もしもウィザード級のクラッカー集団がサイバーテロを起こすと最悪どのような自体が考えられるのかがSF短編小説風に書かれていたり、実際に空港の無線LANを盗聴した結果が記述されていたりと興味深い内容です。特に無線LANの危険性については重要度を高くしているようで具体的なソフトウェアの名前まで紹介されています。セキュリティに興味が有るならば読む価値はあるでしょう。