メモ環境
私は「整理法」「メモ技術」「発想法」などといった話が結構好きだったりします。好きなのですが、まだ「これだ!!」という方法が分からなかったりします。１人ブレインストーミングも兼ねて、私が実戦している整理法や技術を書いてみようと思います。
□メモ技術
メモはChangeLogメモといつも持ち歩いているミニノートで取るようにしています。
ChangeLogメモは高林哲氏のサイトにある「横着プログラミング第一回: Unixのメモ技術(http://namazu.org/~satory/unimag/1/)」を見るのが一番分かりやすいでしょう。この方法は普段Emacsを愛用しているのであればシームレスにメモの読み書きが出来るので、お推めです。
ミニノートはそのままですね。普段小さい無印ノートと4色ペンを持ち歩いて、どんなことも極力メモに取るようにしています。特に深い工夫も無いのですが、必ずページ単位で使用するようにしています。つまり、ページの一番上に日付をいれておきそのページにメモを取る。メモが1ページを超えるのは良いが、1行しか書かなかったときの次の日はムダでも次のページから書きはじめます。こうしておくと、時系列でのランダムアクセスがしやすいので便利です。
ノートのままではUNIXのテキスト処理が出来ませんので、出来る限り前述のChangeLogメモに移します。ただし、ノートにメモを取るときは図や表を使うことが多く、ChangeLogメモに移行出来ないも多々あります。
ある意味ではサイト自体も広義のメモだと言えますね。特にこの日記はメモの延長ですし…。
□整理法
整理法に関しては『「超」整理法(ISBN:4121011597)』に書いてある方法を全面的に実戦しています。つまりポケット１つの原則をひたすら守り、そのポケットは時系列式(詳しくはこの本を読むのが一番でしょう)で管理するということです。もう１つ付け加えるなら明確な理由が無い限り「情報」は捨てないことです。前日書いた(id:kt-blackout:20040311)「富豪的データ管理」もこの考え方によるものです。
□発想法
発想法にはいろいろありますが、基本的にメモ技術自体が発想法であると考えています。いわゆる１人ブレインストーミング*1にもなりますし…。
□スケジュール管理(おまけ)
数日前からEmacs Calendarにて予定を管理しています。意外と便利な感じです。
□問題点
現在感じている問題点を列挙してみます。
- ノートからChangeLogへの移行作業が面倒
- 画像関連のメモが取りにくい
- わざわざ「メモ」を取らないといけない(究極の問題?)
三つ目の問題に関して。これは一見極論に見えますが、かなりの割り合いで改善できるのでは? と考えています。私も含めて多くの人が情報の大半をWebで集めていると思います。だったらWebで見た内容をデータベース化すれば良いのです。つまりGoogleのクロールを手動でやる感じです。例えば「１週間以内に見た"バッファオーバーフロー"に関する情報を検索」などと言うことが出来ればかなり便利だと思うのです。これに関しては更に発展させたアイディアもあるのですが、それはまた別の機会に。
□まとめ
こうやって書いてみると何１つ特別なことをしていませんね。なんとなくメモ環境を図にしてみました。なんで図にしたのかって? ちょっとおもしろそうだったので…。
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| 情報を捜す/偶然見つける |
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| ChangeLogメモ | <--| 図/表以外 |-- | ノートメモ | |
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+---(推敲)---------------------------------------+
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| (出力)
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| サイト | | アイディアの実現等 |
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