親切過ぎる機能は時として邪魔になる。

私が良くやるミスがあります。それはHTMLフォームの一行入力用のフィールドに入力するときに、途中で送信したり、関係の無い文章を送信したりといったことです。特に、日本語を入力するときにミスります。ミスる原因は二つ。

  1. Enterの押しすぎによる途中送信
  2. 数文字入力したときにムダに入力補完され、ミスる。

前者は私のミスです。精進します。しかし、後者は私としては迷惑極まりない機能なのです。どういうことかと言いますと、次のような手順で問題がおきます(実際にやってしまった時の再現です)。

  1. 『りふぁら』と入力
  2. スペースキーで漢字変換『りふぁら』=>『リファラ
  3. Enterキーで漢字変換決定
  4. いきなり入力補完作動。
    リファラ』の後に昔書いた『リファラ云々…』という文章が現われる。
  5. 入力補完をさせたくないので、無意識にEnterを押す。
  6. 送信されてしまい、戻れない。

ということなのです。分かりづらいですね。二つ、嫌な点があります。一つめは入力補完についてです。上では省略していますが、補完された文章はとても長いものでした。そんなに長い文章を補完されて喜ぶ場面は少いはずです。もう1つの問題は補完候補である文字は背景の色が変るのですが、その状態でEnterを押したときに、『補完候補の決定』ではなく『入力の決定』である点です。ユーザから見たらまだ『候補』でしか無いのに、選択の余値がありません。

これは『慣れろ』と言ってしまうのは明らかに問題です。上の例はMacOSXでの話ですが、私はLinuxも使っています。二つのOSを使用している環境ではすべてに慣れることは出来ません。何が言いたいかと言いますと、『余計な機能はオプションにしろ』ということです。

良いソフトウェアは『機能が多く、その取り外しが可能である』べきだと考えています。だから、お願いだから、この入力補完の外し方を教えて下さい(泣)>Appleの人。

以上、某はてな日記のコメント欄でミスったことの自分への怒りを投げてみました。