Elisp - Auto Compile

Elispの勉強していることは昨日書いたが、さしあたって前から欲しかったものを練習がてら作ってみた。欲しかったものというのは、ちょっとしたCのプログラムを簡単にコンパイルするためのユティリティだ。下のElispを.emacsか任意のファイルに保存して、M-x auto-compileと呼び出すと、ファイルの先頭にある"-*- auto-compile: XXXX -*-"のXXXXの部分をコンパイルコマンドとしてコンパイルを開始する。もし、上記マークが見つからないときは普通にM-x compileを呼び出したときと同じようにコンパイルコマンドを聞いて来る

(defun auto-compile ()
  "Auto Compile
Sample: -*- auto-compile: gcc -o sample sample.c -*-"

  (interactive)
  (let ( (cmd "") )
    (save-excursion
      (goto-char (point-min))
      (if (re-search-forward "-\\*- auto-compile: \\(.*\\) -\\*-" nil t)
            (setq cmd (buffer-substring (match-beginning 1) (match-end 1))))
      )
    (if (string= cmd "")
      (progn
        (if (or (null compile-command) (string= compile-command ""))
            (progn (setq compile-command "make -k") (insert compile-command)))
        (setq cmd (read-from-minibuffer "Compile command: " compile-command))
        )
      )
    (compile cmd))
  )

コマンドにjavacなどを利用すれば、Javaでもいけるだろうし、別のコマンドにすれば基本的になんでもいけるはず。とにかく、はじめての実用性のある自作のコマンドなので、凄い達成感（笑）。

念のためキーにマップする方法を書いておく。ここでは、"C-x C"に割り当てる。

(define-key ctl-x-map "C" 'auto-compile)