空想

IPv6にまつわるユビキタスネットワークについて先日数冊の本を読んだが*1、その時に想像したユビキタスハッカーについて書いてみる(といっても冗談なので…笑)。ちなみにここでいうユビキタスハッカーはクラッカーを意味する。


IIPv6 によって膨大に増える IP アドレスはパソコンやサーバのみならず、家電製品にも割り当てられる。家電が IP アドレスを持つという事はその家電はネットワークに繋がることを可能にし、無線によるコントロール可能な家電が現れるだろう(実際にすでに存在する)。

例えば、携帯電話から操作出来るエアコン等も考えられる。家に帰る少し前に部屋を暖めておいて家に着くと既に暖かい、そんなことも一般化するだろう。そこでだ、最新技術、特にネットワークの分野を愛するハッカー達は不正アクセスによるエアコンの操作を試みるだろう。

熱帯夜が続くある日、仕事も終わり家に帰ると家中のエアコンが温風を出している。「あぁ、またハッカーに侵入された。だからファイアウォールを入れれば良かったんだ」と嘆くが既に攻略されているエアコンはどうやっても止まらない。どうやらトロイを仕掛けられたらしい。急に鳴り出す電話、取り上げてみると『お宅のエアコンから一日中 ping アタックを受けてるんだけど』と怒鳴る近所の住民。どうやら踏み台にされているようだ。

インターネットで調べてみるとシャー○製のエアコンに新しい脆弱性が見つかったらしい。そういえば、この前シャー○のエアコン用のセキュリティアップデートが来てたな。時間が無かったから出来なかったんだ、くそ。とりあえず、エアコンに仕掛けられたバックドアを取り除かなければ…。こないだ、テレビにトロイが仕掛けられたばかりだというのに。あのときは一日中 AV を流されて、ボリュームを最大にされ大変だった。

彼のユビキタスハッカーとの戦いは続くのであった。


みたいな(笑)