デューイ十進分類法(Dewey Decimal Classfication:DDC)

今まで知らなかったし、知ろうともしなかったのですが、図書館の本の分類は自由に行なわれているわけではなく、表題の通り『デューイ十進分類法(Dewey Decimal Classfication:DDC)』と呼ばれる分類法が使用さ れているらしいです

図書館を利用する機会が多い人はご存じだと思いますが、図書館に置いてある本には数字が書かれています。これを分類記号と呼ぶようです。例えば、今手もとにある本でいうと

となっています。見方が良く分からないのですが、『図書館利用の文明人になろう*1』に次のようなものを見つけました。

十進分類法とは、0(総記)、1(哲学・思想)、2(歴史・地理)、3(社会科学)4(自然科学)、5(技術・工学)、6(産業)、7(芸術)、8(言語)、9(文学)の十区分を基に、その中をさらに細かく区 分している。言わば、主題内容を番号に置き換えているも言える。

図書館利用の文明人になろう : http://www2.asia-u.ac.jp/~mouri/tatsujin2.htmより

どうも私の借りている本と噛み合わないのは謎です。さらに分類番号の見方として、同サイトに次の既述がありました。

本の背についているラベルは、3段に区分され、一番上段が主題分類番号で、これがアドレス的な役割、中段の記号は著者記号でこれは個人名の表札のようなもの、一番下の3段目に数字が入っている場合は、シリーズものの巻数表示で、これは団地の号室番号のようなもの。

図書館利用の文明人になろう : http://www2.asia-u.ac.jp/~mouri/tatsujin2.htmより

で、手元の本を見てみると3段も無く、すべて2段になっています。しかも2段目は文字や数字です『インタ』や『02』『94』といった数字になっています。

結局この分類法の利用法が分からないという結論だったりします。どうやら国際十進分類法(Universal Decimal Classfication:UDC)や日本十進分類法といったものがあるようなので、それらの違いなのかもしれません。

分類法のデータは無いのか? と捜してみると国際十進分類法ならば販売していました。

http://www.infosta.or.jp/oshirase/udc-cdrom.html

凄い高いんですけど…(本体価格:50,000円(税別))。

余談ですが、先ほど引用したサイト(http://www2.asia-u.ac.jp/~mouri/tatsujin2.html)は面白いので是非読んでみて下さい。