GUI と CUI

RedHat はとても親切に出来ているようだ。これしか使った事がなく、Linux r歴数日の私でもそれはよく分かる。なにが親切かと言えば、この GUI だろう。上記 NFS の話題でも書いた通り、大抵の設定は GUI で出来る。細かい設定もそれば一般的に必要ならば GUI で出来るはずだ。いわゆるマニアックな設定、よほどのチューニングが必要とされる設定は手動で行うしか無いだろうが、そんな設定は以外と稀だ。

ところが、GUI で感じる一つの欠点がある。それは特に私のような初心者が Linux の勉強をしようとする際におこる。一言で言えば『 GUI で設定した内容がどのファイルに変更をもたらすかが分からない』ということだ。ターミナルからファイルを書き換えて設定を変更して、後になって GUI で変更すると手動で変更した内容が全部消えてしまう事もある。

セキュリティレベル等もその一つだろう。iptables を手動で書き換えてから、GUI で変更すると全部書き換えられてしまうし、もちろん警告も無い。これは解決方法は以下の3つだと思う。

  1. GUI で設定するならば常に GUI で設定する。
  2. 手動で設定するならば常に手動で設定する。
  3. GUI の変更する内容を把握しおく。

勉強中の身としては 1 は避けたい。よって 2 か 3 になるが、理想は 3 なのかもしれない。私の決めた方向としては『常に手動で設定し、その GUI が何を変更するか理解できたら GUI でも良い』という感じだ。やっぱり手動でやるのが理解するには一番良いのだろう。