Emacs Calendar
私は日常的な処理は日常的な道具で実現するのが一番良いというポリシーを持っていまして、出来る限りEmacs周辺でなんでも解決しようとしています。んで、予定管理を行うのに一番良いのはどういう方法だろうと考えた結果、なんのひねりもなくEmacs Calendarを使うことにしました。
と、言っても今日から使いはじめるので優れた方法かは分かりませんが…。大きな欠点があったら、ここで愚痴ります。
基本的な使用方法を書いておきます。我が物顔で書いていますが、実際はGNU Emacsマニュアルの「27. 暦と日」を参考に書いていますので詳しくはそちらを参考にして下さい。私が書くのは私が使いそうな機能のみなので…。
基本動作:
- M-x calendar
- 現在の月を中心に3か月分のカレンダーを表示
- M-x diary
- 今日の予定を表示
カレンダーバッファ内での動作:
- i d(insert-diary-entry)
- 選択した日に予定を追加
- i w(insert-weekly-diary-entry)
- 選択した曜日に予定を追加
- d(view-diary-entries)
- 選択した日の予定を表示
- m(mark-diary-entries)
- 予定のある日に印をつける
- u(calendar-unmark)
- カレンダーの印を消す
- s(show-all-diary-entries)
- 予定を全て表示
カレンダーファイルはデフォルトでは~/diaryを使用する。このファイルの中身はただの『日付け 内容』という1行1予定になっているので直接編集しても問題無い。複数行の予定を書く時は2行目以降の行頭をスペース等であければよい。
予想される問題点:
- 複数のパソコンでの作業時(自宅&職場、等)にカレンダーの同期が必須であると予想される
- cronなどで適当な時間に同期をとれば問題無さそう。同期をとること自体はそれほど難しくないと思う。
- 仕事関係の予定とプライベートの予定を区別できない
- カレンダーファイルをわけるしかない?(あまり好ましくないが…)
まぁ、うだうだ言わずに使ってみます。